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第12回 カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト
〜カリフォルニア・レーズン大賞は、東京の佐藤哲哉さん、
鉄人大賞は、福岡の渡辺裕之さんに決定〜
第12回「カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」
最終実技審査結果
部門 氏名 作品名 勤務先
【カリフォルニア・レーズン大賞】
リテール
ベーカリー製品
佐藤 哲哉 サンフラワー レーズン
発売情報
(株)F・F・S
ママン・ラトーナ ベーカリーチーフ
(東京都町田市)
【鉄人大賞】
鉄人部門 渡辺 裕之 J'horse-radich and MISO-raisin
発売情報
(株)岩田屋 ベーカリー営業部バイヤー
(福岡県福岡市)
【審査員特別賞】
ホールセール ・
CVS製品
柏崎 みどり レーズン&ヘーゼルナッツ 敷島製パン(株) 商品開発部
(愛知県名古屋市)
リテール
ベーカリー製品
福井 清史 手捏ねのレーズンパン
発売情報
(株)ジョアンジャポン 池袋三越店
(東京都豊島区)
【消費者推薦優秀賞】
リテール
ベーカリー製品
岩佐 友晴 カリフォルニア ショートブレッド
発売情報
(株)オーク 製パン店長
(京都府京都市)
【カリフォルニア・レーズン協会栄養士推薦賞】
リテール
ベーカリー製品
吉岡 恒雄 ホーニッヒ ロジィネン ブロート
発売情報
(株)ドンク東京 池袋西武店 店長
(東京都豊島区)
【カリフォルニア・レーズン協会駐日代表賞】
鉄人部門 杉澤 良一 King Raisin Bread
発売情報
(株)デイジイ 西川口店 チーフ
(埼玉県川口市)
【アイデア賞】
ホールセール・
CVS製品
阿部 勇吉 バターレーズンチョコマウンテン 東日本フレッシュベーカリーシステム(株)
開発センター課長
(東京都港区)
リテール
ベーカリー製品
土井 史道 Miel de bois
発売情報
(株)ドゥース・フランス ビゴの店 パン製造
(東京都中央区)
リテール
ベーカリー製品
山岸 充 クラシック レーズン
発売情報
(株)ポンパドウル 本社 製品開発課
(神奈川県横浜市)
 

今回は、消費者が「買いたい製品」を目指し、一般部門 を「ホールセール・CVS製品部門」と、「リテールベーカリー製品部門」に分けコンセプトを明確にしました。また、これまでの入賞者を対象とする「鉄人部門」は、今年からテーマに基づく作品を募集、初回は「カリフォルニア・レーズンの新しいひと工夫」でした。応募総数は、ホールセール・CVS製品部門38作品、リテールベーカリー製品部門171作品、鉄人部門11作品の合計220作品でした。この中から、ホールセール・CVS製品部門5作品、リテールベーカリー製品部門12作品、鉄人部門4作品の合計21作品が最終実技審査に臨みました。


受賞者及び審査員

審査員には、委員長の増田 信司氏(日本パン技術研究所 講師)をはじめ、飯塚 良雄氏(Y.Iizuka代表)、西川 多紀子氏(全国パン専門新聞協会 会長)、赤坂 三千代氏(栄養士)、杉山 大一氏(第11回コンテスト 鉄人大賞受賞者)、及びラリー D. ブラッグ駐日代表のほかに、公募した「レーズン大好き! パン大好き!」という一般消費者代表 関 彩子さん、長濱 和代さん、秋本 敦子さん、影山 さだ子さんの4名が加わりました。審査員は熱心に作品作りを行う出場者に質問し、厳しくチェックしていました。一方、消費者審査員は、レーズンパンはどのように作られるかと興味深く工程を見て回り、審査していました。約5時間におよぶ実技審査の後、出場者21名は作品のプレゼンテーションを行い、各作品の製作意図や工程、販売予定の有無、価格設定などについて熱心に説明しました。その後10名の審査員により慎重な審議が行われ、入賞者を決定しました。

表彰式でブラッグ駐日代表は、「昨年は、パンのW杯(クープ・デュ・モンド)で日本人が初めてグランプリを受賞した。これは、世界でも日本のパン作りの技術が認められたことになるが、若い人たちは頑張って世界の舞台に挑戦してほしい。」と挨拶しました。21名のファイナリスト全員に、ブラッグ駐日代表からゴールドメダルを授与された後、各賞の発表に移り、受賞した10名には表彰盾と、副賞としてレーズンの故郷 カリフォルニア州フレズノとアメリカ料理学校(The Culinary Institute of America)視察旅行の目録が贈呈されました。

総評で、増田審査委員長は、「応募総数220名の中から21名のファイナリストを選ぶのは断腸の思いであった。今回は自家酵母を使用した応募が40作品あり、そのほとんどがレーズン酵母であった。また、全体的に技術は格段に向上していて、技術的な差は余りなくなってきている。人生は不器用な人の方が努力をするし、成功もする。周囲への感謝を忘れず、良いものを作り続けていってほしい。」と述べました。


<カリフォルニア・レーズン大賞>を受賞した佐藤哲哉氏と記念の握手をするラリー D. ブラッグ駐日代表

レーズンとカレンズを各50%も配合し、レーズンをたっぷり使用したうえに味のバランスがみごとと評価され、カリフォルニア・レーズン大賞を受賞した初出場の佐藤哲哉氏は、「おどろきました。感激しています。」と興奮気味に述べました。また、鉄人大賞を受賞した渡辺裕之氏は、レーズンの風味に合うみそを手作りするなど、同大賞のコンセプトである「レーズンの新しいひと工夫」を完璧に表現して受賞、みそ、わさびと和の食材に徹底的にこだわったと、満足そうでした。

レセプション会場では、それぞれの作品について意見交換が活発に行われました。かつての大賞受賞者でコンテストの審査員をつとめる飯塚氏は、「審査では、挨拶と道具の取り扱い、掃除を基本として厳しく見た。また、レーズンの配合を変えたり、レーズンの味を生かした作品を作ってほしい。」とコメント。一方、レーズンが大好きという消費者審査員たちは、「プレゼンテーションをしているファイナリストは生き生きとし、本当にパン作りが好きなのだと思う。貴重で有意義な体験ができた。今回の消費者推薦優秀賞は、4名の意見がぴったりと合って決定したもの。見た目も味も素晴らしく、買って食べたい作品。」と述べました。

 
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