
<カリフォルニア・レーズン大賞>受賞の水野谷 祐一氏と、表彰楯を授与する、カリフォルニア・レーズン協会本部 ジョン ベック専務理事
|
表彰式で、13名のファイナリスト全員にゴールドメダルが授与された後、各賞の発表に移り、受賞した5名には表彰盾とともに、副賞として、<レーズンの故郷
カリフォルニア州フレズノとアメリカ料理学校(The Culinary Institute of
America)視察旅行の目録>が 贈呈されました。
総評で、大井川審査員長は、「今回の審査の基準は、味、外観/形、販売の可能性であり、レーズンを上手に使用した上で、美味しい作品であることが審査のポイントであった。残念なことに、レーズンと副材料との組み合わせで、副材料を使いすぎて、レーズンの美味しさを損なってしまったものがあった。日々の仕事を通して、技術の向上を目指し、頑張ってほしい。また、コンテスト参加という貴重な経験を生かして、職場に戻ってからも活躍してほしい。」と感想を述べ、激励しました。
審査員の中村氏は、「レーズン作品のポイントは、1. レーズンを如何に上手に使うか、2. レーズンの下処理、の2つが挙げられる。1については、レーズンの甘さをどのように引き立たせるか工夫してほしい。2については、レーズンを柔らかくする方法として衛生的な面でも、『蒸す』ことをすすめたい。また、酒などに漬け込んで味付けをしながら柔らかくする方法もあるが、子供が食べることも考えながら、いろいろ試してみて合うものを見つけてほしい。作品の中には、他の材料のフレーバーが強すぎたために入賞を逃したものもあった。味は最も重要なポイントである。将来応募する場合には、コンテストは、レーズンの市場拡大が目的であることを理解しながら、オリジナルの味で、勉強の成果を発揮してほしい。」と述べました。

<カリフォルニア・レーズン大賞>受賞の名取 宏晃氏と、表彰楯を授与する、カリフォルニア・レーズン協会本部 ジョン ベック専務理事
|
また、大山氏は、13名のファイナリストに向けて、個別に、作品の印象と改善点についてのアドバイスを与えました。最後に「全体に味が良かったのが印象的である。入賞には市場性とオリジナリティも必要である。」と、ブラッグ駐日代表は、「洋菓子コンテストは今回で記念すべき10回目となるので、入賞者のフレズノ研修旅行では、カリフォルニア・レーズン協会の関係者とのレセプションにおいて、特別な催しを考えている。また、コンテスト応募者に若い人が増えているので、来年も是非チャレンジしてほしい。」とコメントしました。
大賞受賞者の水野谷氏は、「初めての応募で大賞を受賞し、感激だ。カリフォルニア・レーズンのコンテストに一度は入賞してみたかった。入賞のためには新しい試みが必要だと思い、レーズンに自分の好きなメープルを組み合わせて一緒に煮てみた。枝付きレーズンはゼリーでくるみ、飾りとして使用し、『心地よいレーズン』が作品タイトルのとおりに感じられたらと思った。」と、名取氏は「受賞できてびっくりしている。作品は和菓子らしさにポイントをおき、外観の黄色と緑そしてレーズンあんの紫と3色の色彩にこだわって考えた。また、皮から透けて見えるレーズンの粒もポイントである。」と喜びを語りました。
|