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第10回 カリフォルニア・レーズン洋菓子新製品開発コンテスト
〜カリフォルニア・レーズン大賞は
東京の名取 宏晃さんと千葉の水野谷 祐一さんに決定〜


受賞者及び審査員とカリフォルニア・レーズン協会 ラリー D. ブラッグ代表で記念写真

第10回 カリフォルニア・レーズン 洋菓子新製品開発コンテストは、6月28日に最終実技審査、結果発表及び表彰式を実施しました。生菓子部門67作品、ギフト菓子部門73作品、鉄人部門10作品の合計150作品の中から生菓子部門5作品、ギフト菓子部門6作品、鉄人部門2作品の合計13作品が臨んだ最終実技審査では、大井川 光照氏(日本洋菓子協会連合会 技術指導委員長)を審査委員長に、中村 勇氏(同協会技 術指導副委員長)、大山 栄蔵氏(同協会 技術指導副委員長)、及びラリー D.ブラッグ代表が審査を担当し、また、公募によって選ばれた「レーズン大好き! 洋菓子大好き!」という一般消費者代表3名が、消費者としての視点で審査を行いました。約3時間におよぶ実技審査の後、審議が行われ、作品の味、外観、市場性などを総合的に評価し、各賞を決定しました。
 

第10回「カリフォルニア・レーズン 洋菓子新製品開発コンテスト」
最終実技審査結果

部門 氏名 作品名 勤務先
【カリフォルニア・レーズン大賞】
生菓子 水野谷 祐一 agréable raisin
発売情報
(有)創作洋菓子モンペリエ 製造部チーフ
(千葉県市川市)
ギフト菓子 名取 宏晃 カリフォルニアの贈り物(プレゼント) 日本菓子専門学校 教務部課長
(東京都世田谷区)
【審査員特別賞】
生菓子
大濱 幸雄 C. RAiSiN
発売情報
クィーン洋菓子店 専務
(栃木県宇都宮市)
【アイデア賞】
生菓子 桶田 剛将 FASCINATION RAISIN
発売情報
(株)ロイヤルホテル ホテル製品事業部製菓課
(大阪府大阪市)
ギフト菓子 鈴木 裕太 アフタヌーンレーズン ホテル日航東京 調理部ペストリー
(東京都港区)

※鉄人大賞: 該当者無し
※アイデア賞: 1名から2名へ変更


<カリフォルニア・レーズン大賞>受賞の水野谷 祐一氏と、表彰楯を授与する、カリフォルニア・レーズン協会本部 ジョン ベック専務理事

表彰式で、13名のファイナリスト全員にゴールドメダルが授与された後、各賞の発表に移り、受賞した5名には表彰盾とともに、副賞として、<レーズンの故郷 カリフォルニア州フレズノとアメリカ料理学校(The Culinary Institute of America)視察旅行の目録>が 贈呈されました。

総評で、大井川審査員長は、「今回の審査の基準は、味、外観/形、販売の可能性であり、レーズンを上手に使用した上で、美味しい作品であることが審査のポイントであった。残念なことに、レーズンと副材料との組み合わせで、副材料を使いすぎて、レーズンの美味しさを損なってしまったものがあった。日々の仕事を通して、技術の向上を目指し、頑張ってほしい。また、コンテスト参加という貴重な経験を生かして、職場に戻ってからも活躍してほしい。」と感想を述べ、激励しました。

審査員の中村氏は、「レーズン作品のポイントは、1. レーズンを如何に上手に使うか、2. レーズンの下処理、の2つが挙げられる。1については、レーズンの甘さをどのように引き立たせるか工夫してほしい。2については、レーズンを柔らかくする方法として衛生的な面でも、『蒸す』ことをすすめたい。また、酒などに漬け込んで味付けをしながら柔らかくする方法もあるが、子供が食べることも考えながら、いろいろ試してみて合うものを見つけてほしい。作品の中には、他の材料のフレーバーが強すぎたために入賞を逃したものもあった。味は最も重要なポイントである。将来応募する場合には、コンテストは、レーズンの市場拡大が目的であることを理解しながら、オリジナルの味で、勉強の成果を発揮してほしい。」と述べました。


<カリフォルニア・レーズン大賞>受賞の名取 宏晃氏と、表彰楯を授与する、カリフォルニア・レーズン協会本部 ジョン ベック専務理事

また、大山氏は、13名のファイナリストに向けて、個別に、作品の印象と改善点についてのアドバイスを与えました。最後に「全体に味が良かったのが印象的である。入賞には市場性とオリジナリティも必要である。」と、ブラッグ代表は、「洋菓子コンテストは今回で記念すべき10回目となるので、入賞者のフレズノ研修旅行では、カリフォルニア・レーズン協会の関係者とのレセプションにおいて、特別な催しを考えている。また、コンテスト応募者に若い人が増えているので、来年も是非チャレンジしてほしい。」とコメントしました。

大賞受賞者の水野谷氏は、「初めての応募で大賞を受賞し、感激だ。カリフォルニア・レーズンのコンテストに一度は入賞してみたかった。入賞のためには新しい試みが必要だと思い、レーズンに自分の好きなメープルを組み合わせて一緒に煮てみた。枝付きレーズンはゼリーでくるみ、飾りとして使用し、『心地よいレーズン』が作品タイトルのとおりに感じられたらと思った。」と、名取氏は「受賞できてびっくりしている。作品は和菓子らしさにポイントをおき、外観の黄色と緑そしてレーズンあんの紫と3色の色彩にこだわって考えた。また、皮から透けて見えるレーズンの粒もポイントである。」と喜びを語りました。

 
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