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レーズンを料理・デザートの主役に
「2006カリフォルニア・レーズン メニューアイデアコンテスト」
〜大阪リバーサイドホテルの松林直久氏が大賞を獲得〜

カリフォルニア・レーズン協会は、「2006カリフォルニア・レーズン メニューアイデアコンテスト」の最終実技審査と表彰式を、7月1日に実施しました。このコンテストは、協会が「毎日食べたいカリフォルニア・レーズンメニュー」をテーマに、カリフォルニア・レーズンの甘味・酸味・食感や栄養価などの特徴を生かした、毎日気軽に食べられるメニューの開発と需要拡大を目的に、今回初めての試みとして開催しました。

内容は、カフェやファミリーレストランなどの外食産業、また企業や福利施設などのカフェテリアや社員食堂などのシェフや栄養士を対象に、主食、または主菜に副菜を組み合わせた3品を1作品とし、全てのメニューにカリフォルニア・レーズン(レーズン・ペーストも可)を使用したオリジナルメニューを募集しました。作品は、和・洋・中のジャンルは問わず、組み合わせは、(1)主食(飯・麺・パン類)1品と副菜2品、または、(2)主菜1品と副菜2品。副菜は、スープ・汁物、またはデザートでも可能とし、(2)の主菜1品と副菜2品は、ご飯かパンが供されることを前提としました。その結果、応募総数75作品中から10作品が一次審査を通過し、ファイナリスト10名は、7月1日(土)に服部栄養専門学校で最終実技審査に臨みました。

◆審査
審査は、興十郎氏(社団法人日本フードサービス協会、株式会社柿安本店 総料理長)、小島カエ氏(社団法人日本給食サービス協会 講師)、中村壽美子氏(元日本テレビプロデューサー、フードジャーナリスト)、服部津貴子氏(学校法人服部学園 服部流割烹家元会 会長)、三國清三氏(株式会社ソシエテミクニ代表取締役)及び、審査員長としてジェフリー N.マクニール当協会駐日代表の6名で行われました。

ファイナリスト10名は、緊張感が広がる厨房の中で真剣に、レーズンやレーズンペースト、濃縮果汁を様々な食材と組み合わせながら、次々にメインや副菜を作り上げていきました。審査員は、ファイナリストの一挙手一投足を厳しくチェックし、材料の組み合わせを確認しながら、仕上がりを想像しているようでした。1時間15分の最終実技の後、6名の審査員は、次々に出来上がった料理やデザートの作品を試食し味を確かめながら、それぞれの作品の持ち味、メニューのバランス、レーズンがメニューの中で生かされているかなど慎重に審査していました。

◆発表&表彰式
試食及び総合審査の結果、以下の通り受賞者が決定いたしました。

2006 カリフォルニア・レーズン メニューアイデアコンテスト
最終実技審査結果

氏名 作品名 勤務先
【カリフォルニア・レーズン大賞】
松林 直久
(まつばやしなおひさ)
<主菜・主食>
子羊のルーレ、レーズンとナッツの香りりんごのリエット、
新ごぼうのブレゼ添え、ソースヴァンルージュ・レザン

<副菜1>
カリフォルニア・レーズンのヴィシソワーズスタイル
<副菜2>
カリフォルニア・レーズン入りパン・デピスの
クルスティアン、 ふわふわクレメ・ダンジュ、
カルヴァドス風味

大阪リバーサイドホテル
(大阪府大阪市)
【審査員特別賞】
吉川 泰三
(よしかわたいぞう)
<主菜・主食>
十三穀米とレーズンの腸詰め 
イベリア産豚バラ肉のロールと共に

<副菜1>
レーズンのピューレとニンニクのスープ バジルの風味で
<副菜2>
レーズンとシェーブルチーズのムース 
ロゼシャンパンのグラニテと一緒に
帝国ホテル
(東京都千代田区)
【グッドアイデア賞】
寺島 佳世子
(てらしまかよこ)
<主菜・主食>
豚ヒレ肉と夏野菜のグリルBOWL ピリ辛レーズンソース
<副菜1>
海老とアーリーレッドのエスニックマリネ
<副菜2>
黒米とレーズンのココナッツミルクソース
エームサービス
(東京都千代田区)
【カリフォルニア・レーズン駐日代表賞】
原 欣也
(はらきんや)
<主菜・主食>
甘鯛レーズンおこわ蒸し 生青のり餡かけ 揚生姜
<副菜1>
鯛レーズン挟み焼き(蓼酢掛け)
新生姜(谷中)レーズン味噌挟み 揚南瓜レーズン胡麻衣のせ

<副菜2>
百合根万頭煎餅揚げ 紅白白玉団子 レーズンあんこ
ミネベア軽井沢山荘
(長野県北佐久郡軽井沢町)
【グッドデザート賞】
佐分 連
(さぶりむらじ)
<副菜2>
カリフォルニア・レーズンのきんつば 
クリームチーズソース添え
チタカ・
インターナショナルフーズ
(愛知県北名古屋市)
◆応募規定:
(1)
(2)
主食(飯・麺・パン類)1品と副菜2品
主菜1品と副菜2品(ご飯かパンが供されることが前提)
副菜は、スープ・汁物、またはデザートでも可能


2006カリフォルニア・レーズン メニューアイデアコンテストファイナリスト及び審査員


カリフォルニア・レーズン大賞を受賞した松林直久氏の受賞風景


<カリフォルニア・レーズン大賞>受賞作品:松林直久氏(大阪リバーサイドホテル) の「子羊のルーレ、レーズンとナッツの香り りんごのリエット、新ごぼうのブレゼ添え、ソースヴァンルージュ・レザン」、「カリフォルニア・レーズンのヴィシソワーズスタイル」と、デザートの「カリフォルニア・レーズン入り パン・デピスのクルスティアン、ふわふわクレメ・ダンジュ、カルヴァドス風味」


<審査員特別賞>受賞作品:吉川泰三氏(帝国ホテル)の「十三穀米とレーズンの腸詰めイベリア産豚バラ肉のロールと共に」、「レーズンのピューレとニンニクのスープ バジルの風味で」と、デザートの「レーズンとシェーブルチーズのムース ロゼシャンパンのグラニテと一緒に」


<グッドアイデア賞>受賞作品:寺島佳世子氏(エームサービス)の「豚ヒレ肉と夏野菜のグリルBOWL ピリ辛レーズンソース」、「海老とアーリーレッドのエスニックマリネ」と、デザートの「黒米とレーズンのココナッツミルクソース」

 

 

表彰式では、ジェフリー N.マクニール駐日代表が、全員にメダルを授与した後、入賞者3名には、表彰楯と副賞として、レーズンの故郷、カリフォルニア州フレズノ視察旅行の目録が贈られました。また、規定の賞とは別に、レーズンを和食に取り入れた作品が評価され、、原欣也氏(ミネベア軽井沢山荘)に<カリフォルニア・レーズン駐日代表賞>が贈られました。さらに、レーズンを和菓子取り入れたデザート「カリフォルニア・レーズンのきんつば クリームチーズソース添え」が評価され、佐分連氏(チタカ・インターナショナルフーズ)には<グッドデザート賞>が贈られました。

表彰式でマクニール駐日代表は、「今日のファイナリスト10名の方々全員が、賞に値すると思います。美味しい料理を作って下さってありがとうございます。日本に輸入されているレーズンの約85%はカリフォルニア・レーズンです。ぶどうを天日干しで乾燥させてできるカリフォルニア・レーズンは天然素材です。是非レストランやフードサービスなどで取り入れてほしいと思います。審査員の皆様もご協力いただきありがとうございました。」と挨拶しました。

次に、興十郎氏が「今日の皆さんのアイデアや食に対する姿勢が財産になっていきます。今後も毎日頑張って素晴らしい料理を作ってください。」とファイナリストを激励しました。
小島カエ氏は、「慣れない場所でよく頑張ったと思います。是非、今日のメニューを商品化してください。入賞された皆さんは、おめでとうございます。私は、特に佐分さんの、“きんつば”が商品化されることを楽しみにしています。」と講評。

中村壽美子氏は「審査は、最終的には味になります。もっと腕を磨いてください。ドラマでいうと、今日の最終実技は、皆さんにとってひのき舞台で、材料の切り方は役作り、盛り方は衣装です。次回お目にかかれることを楽しみにしています。」とファイナリストと入賞者達に将来への期待を寄せました。

服部津貴子氏は「審査は難航しました。最終的に3名の入賞者に加えて、2名の入賞者も決定しました。今日の最終実技に臨んだ皆さんは、フィナリストとして自信を持って今後も様々なチャレンジを続けてください。私は健康や食育についての活動を行っていますが、カリフォルニア・レーズンは、毎日の食事に役立つ健康食なので、是非活用してください。」と述べました。

最後に三國清三氏は「手厳しく次回に繋がるアドバイスをします。皆さんは、寺島さんのどんぶりが、何故グッドアイデア賞を受賞できたか分かりますか。彼女の作品は、アイデアに富んで意外性がありました。そして何よりも美味しかったです。料理はテクニックだけじゃないです。策に溺れず、やはり食べて美味しくないといけないのです。彼女は、料理人としての大切な心構えを教えてくれました。やはりプロは、レーズンの本質を知って料理をするべきです。どのように食材を組み合わせたら、レーズンが最も生かされて美味しくなるのかを考えて、今後も頑張ってください。」と激励しました。

その後、入賞者へのインタビューも行われ、カリフォルニア・レーズン大賞を受賞した松林直久氏は、「料理&デザートコンテストから2回目の挑戦で大賞を受賞でき、とてもうれしいです。30代〜40代のワインを嗜む女性をターゲットに、全体的なバランスと印象を考えました。副菜のヴィシソワーズは、敢えてレーズンのペーストなどを使わず粒をミキサーにかけ、裏ごしせずに使用しました。」とその工夫を披露。

また、審査員特別賞を受賞した吉川泰三氏は、「受賞して驚きました。最終実技審査では、思ったとおりの作品作りができたと思います。メインの腸詰めは、スペイン料理の勉強に行った時に出会った、米を腸詰にしてジュースで煮るというモルシーリャ料理をヒントに、レーズンと米の相性は良いので、これにレーズンを加えて、お米はヘルシーに十二穀米などを使い、女性をターゲットにしたメニューとして1ヶ月かけて考えました。作品自体は、まだ未熟なので工夫していきたいです。」と、色々な経験からヒントを得たことが受賞に繋がったことを喜んでいました。

給食業界からの受賞者となった、グッドアイデア賞受賞の寺島佳世子氏は、「まだドキドキしています。コンテストに応募したのは 初めてだったので、一次審査に通過したときからドキドキして、何度も何度も会社で練習して上司や同僚に試食してもらいました。メインのどんぶりは、手軽にごはんと野菜がたっぷりとりやすいことから考えました。夏の食欲がない時でも食べやすいピリ辛ソースにレーズンペーストで甘味とコクをプラスして、夏バテ予防も考えました。全国に展開する社員食堂や病院など、レシピを調整しながら商品化を目指したいです。」と喜びを語りました。

 
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