〜親子で楽しむ健康食生活〜
―赤堀博美さん(管理栄養士、赤堀料理学園
副校長)
自分達が摂取する食品を正しく認識することで、食育は日常的に家庭でも可能です。現在は、コンビ二弁当や惣菜などをそのまま食べることも多く、食品の安全性、素材への関心よりも、便利さを優先しています。天然のサプリメントと言われるレーズンの甘みも砂糖で煮ていると思っている人もいます。まず、食材の本来の姿を知ることが大切です。
子ども達により良い食の環境を作ることが大切です。周りの大人が、無意識に子どもの食環境を決めていることが多いのですが、子どもは三歳までに、正しい食習慣と行動力や抵抗力を身に付けていれば、子ども自身が身体に必要なものを本能的に選べるようになります。子どもが通常あまり好んで食べないものを食べた時、「子どもなのにえらいね」と言う大人が多いのですが、それは子どもの気持ちを傷つけ、それらの食品を食べようとする気持ちをなくさせます。子どもは「他の子と違った子ども」になりたくないのです。子どもとしての定義を大人が決めずに、とにかくほめてあげることが大切です。
現代の日本人に望ましい食事は、昔ながらの一汁三菜です。肉、魚をあわせて120gくらい、そして野菜はその3倍の量を摂りましょう。時に応じて冷凍素材などを使うと便利です。
数年前、カリフォルニア・レーズンの故郷、カリフォルニア州フレズノの広大なぶどう畑で、レーズンの天日干しを見学した時、気温は40度、肌が瞬時に小麦色になるような太陽の日差しが降り注いでいました。カリフォルニア・レーズンは、私達の想像を越えた自然環境で作られているという印象でした。この自然の恵みのカリフォルニア・レーズンをそのまま食べるのもいいのですが、お砂糖代わりにお料理に使ってみてください。今日作ってきたレーズンジャムにすれば、パンに塗るだけでなく、カレーにコクと甘みを加えるために、またお肉の漬け込みソースなどにも、簡単に使えます。
今回はクラッカーにクリームチーズとレーズンジャムをのせてみました。このレーズンジャムはとっても簡単にできるので、ぜひ作ってみてください。
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