| カリフォルニア・レーズンのほとんどが、トンプソン・シードレスから作られます。このぶどうは、レーズンの生産に特に適しており、明るい緑色、種なしで皮が薄く、甘くおいしいことが特長です。ぶどうは落葉樹で、収穫に至るまでに3年以上を要し、さらに手入れは年間を通じ手作業で行われます。毎年、1月に枝を剪定、春には若芽を出し、やがて開花、真夏の太陽のもとで果実を実らせます。砂漠地帯特有の高温で乾燥した気候により、真夏の昼間の気温は時として43℃以上にもなります。このため害虫も少なく、また、ぶどうは果実の中に糖分を蓄積し、約21%の糖度をめどに収穫期を迎えます。8月中旬〜9月中旬、収穫期のサン・ホアキン・ヴァレーは連日炎天が続きますが、夜間の平均気温は20℃に低下。昼夜の温度差も、カリフォルニア・レーズンのおいしさの秘密となっています。 |
収穫は、ひとふさずつ丁寧に手摘み。重く熟したぶどうは、熟練した労働者によって摘まれ、その場で乾燥が始まります。乾燥は、自然のままの天日干しです。長く続くぶどう畑の畝に防水処理したペーパートレイを敷き、摘み取ったぶどうを広げます。天日干しは、2〜3週間かけ十分に行われ、約1週間で裏返し、2週間目の乾燥へ。カリフォルニアの太陽が、緑のぶどうを自然な褐色に変え、レーズンができあがります。3週間目、水分含有量が約16%になったらペーパートレイで包み込み、さらに2〜3日置き水分を均一化します。天日干しが完了し、集積場へ運ばれます。 |