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レーズンの上手な利用方法
そのままスナックで、またパン・お菓子作りにも、お料理にも活かせる、レーズンのちょっとした工夫をご紹介します。
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■そのままスナックで・・・■
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カリフォルニア・レーズンの主成分である果糖は、砂糖の甘味成分である蔗糖より吸収されやすく効率のよいエネルギー源となります。本場アメリカでは「キッズ
ミール」として日常的にこどものおやつに取り入れられている他、 マラソンや登山などアウトドアスポーツの 携帯食としても人気の食品です。エネルギーがバナナの3.6倍もあり、最近、日本でもスナックのみならずマラソンランナーの栄養補給源として活用されています。
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■パン・お菓子作りに・・・■
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パンやお菓子の材料に欠かせないのがレーズンです。ラム酒、ブランデー、ワインなど好みのお酒に漬けこんで利用しますと風味が一層増します。
またレーズンを蒸して“蒸しレーズン”として使いますとパンやクッキーは日持ち良くしっとりと仕上がります。
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■調味料として・・・■
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料理にはほとんどの場合調味料として砂糖を使いますが、レーズンは天然のミネラルを多く含んだ砂糖として利用できます。 しかも酸味を含んだ甘みですから、しょう油とも相性がよく料理に風味を添えます。また、ミキサーなどでペースト状にすると使い方の幅が広がります。
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<レーズンを砂糖がわりに>
大さじ1強のレーズン=砂糖大さじ1。
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■料理の具として・・・■
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天然のミネラルを多く含んだ砂糖、カリフォルニア・レーズンはこの甘みと酸味がほどよく肉料理にも魚料理にも合います。ポークの角煮、チキンボール、鯵の香り揚げ、ちらし寿司では「干し椎茸」の代わりにレーズンを加えますと、風味のよい一品になります。スパイシーなシーフードカレー、野菜たっぷりのラタトゥイユにもレーズンは最適です。
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■レーズンの「水煮」として・・・■
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「水煮」をすると実がふっくらともどります。戻った実はそのまま料理の具として、また、煮汁は「ゼリー」、
「汁粉」などに使いますと砂糖いらずの美味しいデザートができます。「水煮」はレーズンの糖分を抜き、できた煮汁もレーズンもそのまま、すべていろいろなレーズン料理として使えます。
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■レーズン・ペーストとして・・・■
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ペーストは濃いジャムのようなもので、日持ちがよいのが特徴。ミルを使うと、5分足らずで出来るので便利です。甘味を控えたい場合は、使用量をおさえます。太陽の恵みを受けたレーズン特有の酸味と甘味が程よく調和したレーズンペーストを基本にすると、さまざまな料理やスナックに応用できます。
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■調理の前に・・・■
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店頭で販売されているカリフォルニア・レーズンは、袋詰めにする時、糖化防止と一粒一粒をほぐすため植物油でコーティングされます。
調理する時はそのままか、水またはぬるま湯でさっと洗ってご利用ください。風味は変わりません。
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■簡単な保存■
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カリフォルニア・レーズンは糖分が高いため、保存料は必要ありません。涼しい場所に置いておくだけでレーズンの味、色、栄養価とも長期間保たれます。いつまでも新鮮でソフトに保つために、湿気をさけ、気密性の高い容器に入れて保存してください。
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