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応募は、ブレッド部門で250作品、ベーカリーメーカー 和・洋菓子部門で23作品、また昨年から設けた過去の受賞経験者による鉄人部門には26作品、合計299作品が寄せられました。5月23日に実施した第一次書類の結果、この中から「ブレッド部門」18作品「ベ
ーカリーメーカー 和・洋菓子部門」3作品、「鉄人部門」2作品の合計23作品が実技・最終審査に臨みました。
実技・最終審査は、午前8時30分より4グループ分かれてスタートしました。審査員は内田迪夫氏(財団法人日本パン科学会
常任理事・研究所長)、増田信司氏(社団法人日本パン技術研究所 講師)、西川多紀子氏(全国パン専門新聞協会
会長)、赤坂三千代氏(栄養士)等の専門家と、ラリー D. ブラッグ駐日代表の他、公募によって選ばれた「レーズン大好き
パン大好き」という一般消費者代表の伊東直美さん、本田晶子さん、楢府暢子(ならふ のぶこ)さん、金谷えり子さんは、消費者の視点で出場者に積極的に質問しながら審査を行っていました。約6時間におよぶ実技審査の後、午後1時30分より、各出場者による作品のプレゼンテーションが始まり、それぞれの作品の製作意図、販売予定の有無、価格設定などについて審査員に説明しました。
受賞者発表・表彰式は、同日午後5時より、ホテル サンパティオにて行われました。表彰式に先立ち、ブラッグ駐日代表は「このコンテストは今年で、10回を迎えます。通算すると2千作品以上の応募があり、100人以上の受賞者がカリフォルニアに行きました。今回は特別企画として、記念のベーカリーコンテストアメリカ大会を実施します。この大会では、1999年度「クープ
ド モンド フランス 世界大会」のベーカリー部門で大賞を受賞した、CIA講師のロバート ジョリン氏(Robert
Jorin)他2名、が審査に当たります。これから受賞される11名の皆さん、アメリカでの活躍も期待します。」と挨拶しました。
表彰式では、出場者全員にゴールドメダルが贈呈され、各賞の発表となりました。講評で、審査委員長の内田迪夫氏は、これまでの10年間を振り返り、年毎に変化してきた作品の傾向や技術の向上を説明し、「レーズンの酒石酸、食物繊維、ポリフェノールなどのすぐれた機能性と特徴を理解してパンに使用すると、一層すばらしい作品になる。」と述べました。また、出場者全員に、コンテストの労をねぎらうとともに、「絶え間ない練磨によりさらに腕をみがいて、レーズンをおいしく食べてもらえるパン作りに挑戦してほしい。」と加えました。
受賞者へのインタビューでレーズン大賞に輝いた井上克哉氏は、「レーズンの甘味と、カラメルのハーモニーを大切にしたことが良い結果を生んだと思う。会社全体で積極的にいろいろなコンテストに参加している。」と述べ、また、森元幸昌氏は、「出場して、受賞しないといけないというプレッシャーがあった。社内で試食して、6〜7回も味の調整をして努力した。」と述べました。
また、鉄人大賞を受賞した仲松勲氏は、「昨年は、大賞をとったが、仕事の都合でカリフォルニアには行けなかったので、今年はぜひ行きたい。」と答えていました。消費者推薦優秀賞を受賞した、近藤一幸氏は、「鉄人大賞を逃したのは残念だが、消費者に選んでもらえたことがうれしい。アメリカ大会に出場するからには、勝ちたい。」と意欲を新たにしていました。
レセプション会場では、それぞれの作品について意見交換が活発に行われるなか、惜しくも落選してしまった最年少出場者が、審査員や先輩出場者に励まされて思わず涙する場面もありました。また、消費者審査員は、「レーズンは下処理の仕方でいろんな味のバリエーションに広がることが分った。ぜひ自分でも試してみたい。これからお店でレーズンを使ったパンを買うときに、どのような使い方をしているかを見て買うようになると思う。いろんな意味でとても勉強になったコンテストだった。」と今回の体験を振り返りました。
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