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| 挨拶をする歴代コンテスト入賞者講師陣、左から水野谷祐一氏、大濱幸雄氏、穐山敏信氏 |
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| 実演したコンテスト入賞作品、左から、穐山敏信氏の「California Diamond」、水野谷祐一氏の「agréable
raisin」、大濱幸雄氏の「C. RAiSiN」 |
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| 新作焼き菓子3種、前列右から、水野谷祐一氏の「干しぶどうとバナナのケーキ」、穐山敏信氏の「バゲット・レザン・セザーム」、大濱幸雄氏の「ポレム」、と名取宏晃氏の「カリフォルニアの贈り物」 |
これまでの洋菓子新製品開発コンテストの入賞者を講師に迎え、入賞作品や新作品を紹介するセミナーを、3月26日に洋菓子業界の製造及び新製品開発担当者を対象として東京製菓学校で実施、定員を超える113名が参加し盛況裡に終了しました。
はじめに、ブラッグ駐日代表は、「本日は、3人の講師がそれぞれの入賞作品を紹介します。この作品は、実際に商品化され人気商品の一つとして販売されているものです。また、今回は特別に開発された焼き菓子も紹介されますので、楽しみにしてください。このセミナーを参考にレーズン製品の開発に積極的に取り組んでくださるよう期待します。」と挨拶しました。
続いて、歴代の洋菓子新製品開発コンテスト入賞者3名が、入賞作品の実演と新作焼き菓子の紹介を行いました。この他、特別に名取宏晃氏(第10回レーズン大賞受賞/日本菓子専門学校)のレーズンと和の素材を組み合わせた“和菓子”、「カリフォルニアの贈り物」も試食に供されました。
穐山敏信氏(第8回レーズン大賞受賞/京王プラザホテル)は「California
Diamond」を実演、「この作品は、レーズンの味だけでなく香りをいかに閉じ込めて、最大限にレーズンの美味しさを引き出すかがポイント。レーズンは蒸すのが美味しいが、今回は湯煎にかけて真空パックにし、レーズンの香りも閉じ込めた。」と説明しました。新作菓子は、レーズンや濃縮果汁をアーモンドプードルなどと混ぜて餡を作り、春巻きの皮で巻いて揚げた中華菓子風の「バゲット・レザン・セザーム」を紹介しました。受講者は、組み合わせと食感の意外性に美味しいと感想を述べていました。
大濱幸雄氏(第10回審査員特別賞受賞/クィーン洋菓子店)は「C.
RAiSiN」を実演、「菓子作りは材料のバランスが大切で、クレーム・ブリュレはレーズンだけでなく濃縮果汁も加えることで味がしまる。レーズンを勉強して、レーズンは栄養価が高く、幅広く使えるということが分かった。コンテスト入賞者が招待される研修旅行は、レーズンの勉強だけでなく新しい仲間もでき貴重な経験になった。」と述べました。新作菓子は、レーズンとりんごが入ったシナモン風味の「ポレム」を紹介しました。
最後に、水野谷祐一氏(第10回レーズン大賞受賞/創作洋菓子モンペリエ)は「agréable
raisin」を実演。「作品名のagréableは“心地よい”という意味で、レーズンの味が心地よく残るようなケーキを作りたかった。また、レーズン協会のコンテストは、著名な人たちが入賞しているので挑戦してみたかった。大賞入賞作品は、仕込みに時間がかかるが、見た目も意識して作った。」と述べました。また、レーズンがたっぷり入ったこの作品を食べたのがきっかけでケーキが好きになったという老人のエピソードも披露しました。新作菓子は、レーズンと濃縮果汁がたっぷり入った冷凍のまま焼ける「干しぶどうとバナナのケーキ」を紹介しました。
受講者は、レーズンを生かした製品開発やコンテストでの作品作りの秘話などユーモアを交えて実演する講師に耳を傾けていました。また、高い技術を持った講師陣の実演を間近で見られる良い機会で、非常に勉強になったと感想を述べていました。
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