レーズンは、古来から有益な栄養源として人々に愛され続けています。
近年の調査・研究では、がんや心臓疾患など生活習慣病のリスクを低減する成分を含むことがわかってきました。
同じぶどうを原料とするワインのポリフェノールも注目されていますが、
レーズンは健康に役立つ天然成分が、年齢を問わず、朝夕いつでも手軽に摂取できます。 |
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| ■安全性の高い天然の添加物■ |
| カリフォルニア・レーズンは、天日干しで作られる自然のままのドライフルーツ。安全性や保存性が高いだけでなく、含有成分などの特長から、天然の添加物として活用できます。ペーストや濃縮果汁にするとさらに使いやすく、パン、クッキーなどの保湿性・保存性を高めます。 |
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| 1)レーズンの天然保湿剤 |
| レーズンは、単糖と食物繊維を豊富に含んでいるため、優れた保湿剤の機能を発揮します。天日干しでの乾燥により細胞壁が守られ、外部への水分の蒸発を防ぎ、水分を効果的に保持します。パンやクッキーにレーズンを添加すると、しっとりした食感が長持ちし製品価値を高めます。 |
| 2)レーズンの天然防黴剤 |
| レーズンおよびレーズン加工製品は、天然の防黴剤として使用できます。レーズン濃縮果汁は、パンや洋菓子の保存料として一般に知られるプロピオン酸が500〜600ppm含まれ、また、2.0〜3.5の低いpH値との相乗効果により、黴・細菌の発育を阻止します。 |
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| ■ 酒石酸 ■ |
| 酒石酸は、ぶどうに多く含まれる有機酸です。酸味が強く、水やアルコールによく溶け、清涼飲料水やシロップ、菓子などの酸味料としても使用されています。摂取すると、途中で消化されずに有効量が結腸まで達し、腸内を健康な弱酸性の状態にすると考えられます。これは、消化吸収のよいリンゴ酸など他の有機酸とは異なる特長です。また、整腸作用で知られる食物繊維には、結腸に達してバクテリアに分解され有機酸を生成し、結腸内を弱酸性にする働きがあります。結腸が弱酸性になると、がんの発症が抑えられるとの研究もあり、酒石酸と食物繊維の組み合わせは、生活習慣病を予防するうえで理想的な相乗効果を生み出すと考えられています。レーズンは、可食部100g中に、約3gの酒石酸を含みます。 |
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| ■ エピカテキン ■ |
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エピカテキンは、緑茶などに含まれるポリフェノール化合物の一種。
ポリフェノール類には、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどと同様の抗酸化作用があり、血中コレステロールを低減することが知られます。さらに、現在では体内の活性酸素などが、動脈硬化や脳・心臓の血管系障害の発症、発がん、老化などに関与するといわれ、食品に含まれる抗酸化物質に期待が寄せられています。また、エピカテキン類には抗菌作用があり、最近ではO-157やピロリ菌に対する滅菌効果などの研究も行われています。ぶどうのエピカテキンは、多くが皮に含まれており、果実を丸ごと皮のまま天日干しして食べるレーズンは、この成分の摂取に理想的な食品です。レーズンは、可食部100g中に、1.6mgのエピカテキンを含みます。 |
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| ■ 食物繊維 ■ |
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| 食物繊維とは、消化吸収されない食品成分の総称です。栄養素ではないため、過去には見過ごされてきましたが、近年ではその効果・効能が広く認知され、摂取が重視されています。特長としては、水分によって膨らむ保水性と膨張性から、腸の働きや腸内環境を整えて、便秘の解消などを促します。また、水溶性と不溶性に分類され、水溶性は、過剰なコレステロール・胆汁酸などの排泄促進や血糖値上昇の抑制などに効果があります。不溶性は、腸内の有害物質の排泄を促進します。いずれも、健康維持や生活習慣病の予防などに関与しています。近年、食生活の変化もあり、日本人の食物繊維の摂取量が不足しているといわれます。レーズンは、可食部100g中に、水溶性・不溶性合わせて4.1gの食物繊維を含み、これは蒸しさつまいも(3.8g)や生いもこんにゃく(2.9g)を上回ります。 |
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